『零ー!!帰ろ−』
大きな声で叫び走ってくるのは
噂の村瀬くんを好きな
千鶴だった。

気がつくともう帰りの時間に
なっていた。

もう村瀬くんの姿はなかった。

『村瀬、帰っちゃったの…
会えると思ったのに。 』

純粋に恋をしている千鶴を
とてもかわいく思った。

色白で長い髪はウェーブがかかりとても女の子らしい彼女。

村瀬はなんで好きにならないのか不思議でしかたがなかった。