世間知らずの姫様×吸血鬼

「父さんら、元気か・・・?」





「うん・・・。吸血鬼がね、私達の家に攻め込んできたの」






「なんだと!?」






「そっからは、わからないわ・・・」






「そうか・・・、」




そういって何かを考え込む様子。






ねぇ、棗。







私は、”アレ”が消えてるのを願うけど・・・。








「それより・・・・、榛名」








「何・・・?」








「榛名、こっちにきたら危ないだろ!?人間界でなんでじっとしていなかったんだ!!」