世間知らずの姫様×吸血鬼


「ちょっと榛名、どうしてここに・・・、」



「かくかくしかじかで・・・ちょっとね」





「そっか。とりあえず、学食いこいこ!!」






「うんっ。」





学食を食べるところはにぎやかだった。



わいわいわいわいと喋っているが、大半は私への視線がむけられる。・・・いや、違う。
視線が向かっているのは、このサファイアのバッチに。




私はきまづいながらも、席についた。





「榛名ちゃんの好きなオムライスと、葉月の頼んだ、カレーとってきたよー」




「ありがと、愁。あ、榛名、こいつは愁。私のパートナー」




パートナーってことは愁って人吸血鬼なんだ・・!!






「そういえば、榛名」



「なぁに?」




「これだけは聞いといて?」




「うん」