世間知らずの姫様×吸血鬼

そして・・・



とうとう私が学校に登校する日!!!



蓮が学校まで送り迎えしてくれた♪♪



今、理事長の人から話を聞いている。





「それでな、榛名さん。その制服についているバッチがあるだろう?」




「あっ・・・はい」




この宝石のことかなぁ?制服のバッチで、とろうとしても無理・・・。






「それは、とても高級というほど高級でね。


 高級なほど、ランクがあるんだ。


 あぁ、ランクのことを言っていなかったね。



 まず、この学校ではパートナーを決める。

 

 そうだな。吸血鬼と人間のパートナー。



 とりあえずパートナーを作ったら、そのパートナーと一緒に行動することを絶対とするんだよ。




 それで、バッチは、アメジストなど高級なものほど、待遇がよくなる。



 榛名さんはサファイアか。とても美しい。



 サファイアは持っている人が少ないんだよ。



 榛名さんとあと一人だけ。」