裏庭へついた。 男がもじもじと下を向きながら 私に向き合う体制になった。 「あのっ月波さん」 「はい」 「俺と..付き合ってもらえませんか?」 「すいません」 「そっそうですか...」 「本当にごめんなさい」 「あのっ。月波さんがいつも週に1回通っている所があるって噂で聞いたんですけど..。それが誰とも付き合わない原因なんですか?」 何を言ってるんだこの男は。 にこっと笑って私はその場から立ち去った。