この時私が伝えていれば、正々堂々と2人で頑張れば もしかしたら 何か変わっていたのかな。 だけど小さな私は、 気持ちを言う事が出来なかった。 私の気持ちは胸に押し殺した。 「そ、うなんだ」 「うんっ!!応援してくれるよね?」 「す、るよっ。頑張ってね梨磨」 頑張ってなんて これっぽっちも思ってないくせに。 私は梨磨に嘘をついた。 自分にも嘘をついた。