それから私達は毎日一緒だった。 幼稚園の頃みたいに。 ずっとずっと一緒だった。 毎日一緒に学校に行って 一緒にどっちかの家に帰った。 幸せ以外の何物でもなかったよ。 毎日毎日もっともっと 幹也が好きになった。 だけどね、何年も何年も 積み重ねてきた私の恋は 梨磨の1言でいとも簡単にボロボロに崩れていった。