私達は未だにテレビを見ていた。
「はいはいストーップ!!もう8時半!はい寝る時間でーす」
「えーもうー?」
「うるさいよ幹也!寝る時間ったら寝る時間ー」
「わかったよー」
幹也はぶーぶー言いながら渋々テレビをきった。
「ほれ。じゃあみんなでお布団しくよー」
「はーい!!」
私は布団をしく時間が好きだった。
なんだかみんなでやるって事が楽しくて、わくわくした。
「はい幹也枕持ってー」
「はいお母さん!」
「じゃあ梨愛ちゃんはこの布団持ってねー」
「はーい!」
「梨磨ちゃんはこっちの布団ね!」
「わっかりまちたー!」
みんなそれぞれ渡された物を持つ。
おばさんが布団をしいてくれる。
それに幹也が枕を置いて、私達が布団を広げる。
いつものように寝る準備が完了した。


