とお腹が鳴った。こちらが何か言い出す前に、彼は
「いやー炭でもあったらホント、かじり付きたいよ」
そうだった。大飯ぐらいのみんなの中でグリフが一番、食欲旺盛なんだった。仕事の無いときは極力消耗しないように寝てるか魚釣りしてる。それか、オンナノコにご飯奢ってもらってるか、だよねえ。
第一志望は難関にぶち当たり、ってあたしが知るわけ無い。でも一時、とっても落ち込んでたみたい。以来、一人になるとどうしても気落ちするというか……力になってあげたいとは思うけど、人がどうこうできるオハナシじゃない、と思うのよね。なんか、寝てるときまでうなされてるのが聞こえて気の毒。
そんな彼なのだ。実は将来についての展望なんてのは彼が一番、昏いのかも知れず……ダイノダイアさん、前途多難だぁ……ま、まあ。あたしもひとのことは言えないけどね。



