くう! 絶対ていわれると弱腰になる。こちらは絶対などとだれにも確約できない。命をかけて契約は果たすが、あたし達の誰かが負傷したり疲れたら一時、休息を取らないといけなくなる。生身ですから!
グリフみたいに……
そのグリフが言い出した。
「おかあさま。お待ち下さい」
明らかに気分を害した様子で白竜の女王様は言った。
「わたくしはおまえの母ではありませんよ。女王です」
「では麗しき竜族の女王さま、けしてあなた様の姫がわがままでここまで来たのではないと理解して頂きたいのです」
あれあれ? 今度は女王様を説得するの? すごいひとだ……グリフって。
「我々は初めてお会いしてすぐ、彼女から約束を頂いたのです」



