天翔る奇跡たち



「どこ?」

 あたしは思わず凝視した。……金色の、たまご……ひとは時に、自らの正義を貫く事が難しい。翻訳調。下手だけど。

「ガナッシュったら、そんなモノ、どうする気?」

「そんなもの、はないだろ。金だぜ? 竜の卵だってんだぜ? おたからじゃないかよ」

 キラーン! 

 ディノーディアさんの目が光る。

「わたせ! 今すぐ! こちらへ!」

 輪をかけて厳しい声音で、ディノーディアさんは言った。だが、これで引っ込むガナッシュではない。

「わりィな。もうこれはオレのもんだ。ただでやるわけにいかないなぁ」

 よしっ、話がそれてるうちになんとか契約書を見つけるんだ! 早くしないと、とんでもないことになる。波乱の予感がするー。



「あったー!」