恋の恐怖症



部屋に放り込まれてから、俺と珠洲は一言も話していない…というか、お互いに何を話したらいいのかわからない状態で、珠洲はたまにこちらを見たりするけれど、俺と目が合うとさっと視線をそらしてしまう。






なんなんだよ、ったく…。
全部こうなったのはオヤジのせいだ。






あとで絶対文句言ってやるからな…!







…そんな風にオヤジへの文句をつらつらと頭の中で並べていたが、状況が改善されるわけでもない。






仕方ねえ、俺がいくしかねえか…。





「…すみません、こんなのが、この家に来てしまって」