「いい戦いだったぜ、眉見ちゃん。また、できれば一戦お願いしたいな。」


「俺もでしゅ。こんなにワクワクした戦いは初めてだったでしゅ。またの機会に・・・。」


 こうして、夕日をバックに二人の男が熱い友情の握手を交わす。


 そんな中・・・・・・・・


「あの~・・・・・・俺はいつまで、この姿のままなんでしょうか?」


 最後まで美味しいポジションの毛塚くんが、ロボットのまま、ただひたすら佇んでいるのであった。


「なんだか、最後まで美味しいよな~・・・」


 思わず声に出る。


「どう考えても、全キャラ中、彼が一番コメディ向きの性格よね・・・。」


 恵さんもそれに同意するが・・・


「俺、ツッコミなんですけど~!!!」


 一人、毛塚君だけが、最後まで抵抗を続けているのであった・・・。






 おしまい