「ちなみに、俺は中嶋津也、あんたたち、悪そうな人じゃないし、俺も正直戦うのは好きじゃないんだ・・・仲良くしよう。」


 口にしながら、右手を差し出してくる津也さん。


 握手の合図なのだろうが、彼の差し出した手は一本、こちらは五人。


 ・・・さて・・・


「世界の平和を守る正義の味方、カミレンジャーだ。君も困ったことがあったら、いつでも私たちを呼びたまえ。」


 思案する前に、レッドが握手を返していた。


 てか、なんだ?その自己紹介は・・・。


「馬鹿ですね。」


「馬鹿ね。」


 とりあえず、実くんとピンク姉さんの意見には、限りなく同意しよう。


「正義の味方か・・・頼もしい。」


 受け止めた!!


 器でかすぎだろ、津也さん!


「ところで、通夜さん。」


「おぉう!・・・どうして俺のあだ名を!」


 ・・・・・・・・・あ、やっぱり字的にそんなあだ名つけられそうな名前だなぁ~とか、思っていたけど・・・


 てか良いのかな・・・そんな設定勝手に作っちゃって・・・


「いやぁ~・・・許可でてるから、良いんじゃないですか?」


 いやいや・・・実くんそれでも限度が・・・


「人の作品を使うにしても遠慮が無いのが、私たちの生みの親よ!」


 ・・・・・・・・・・そうですね、ピンク姉さん、もう何も言いません・・・