『パパ…いいんだっ!それに
もう終わった事でしょっ?』
「しかし…!」
『…!もういいって!!』
「……。よし、お前わ七星学園に
転校しなさいっ。」
『…えっ?』
「旦那さまっ?七星学園わ…
全寮制の学校で…卒業まで
敷地内からでられないとか…。」
…。あたし…もう大翔にわ
会えないのかな………?
「本日付であの学校わ辞めさせる。
やっぱり最初っから私のいうとうり
七星学園に行っていれば…。
春日!今すぐ手続きだっ。」
「…は、はいっ!かしこまりました!」
……大翔…会いたいよ…。
……そういえば…、あたし…
大翔の事なんにもわかんないや…。
住所だって…番号も…アドレスも…
大翔にも…教えてなかったな…
そう…この約2年間…。大翔とずっと一緒にいたのにお互いなにもしらなかった…。
これが"あの人"との出会いから別れまでである。
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