「って、言ってもどうやって返せば!?」


龍櫻まで、出向くのはさすがに
迷惑…だよね。

あ、もしかして

今日も公園にいるかも!?

「よしっ、塾の帰りに渡そう!」

私は、そう思うと
なぜか心が明るくなった。


これは…、どうして?

それは、ハルヤに会えるからなのかな?


普通なら、怖がるのが当たり前なんだろうケド。

うーん…。

あの人怖い感じがしないしなぁ。




昨日だって…、
心配してくれたし…。