『ねぇ、文と蓮と美羽。』

『え?』

3人が、私の顔をキョトンとした顔で見た。


『ど…、どしたぁの?

 志月…。』




『んーとね…。

 王子様って居る?
 リアルに…。』


文と蓮は、真っ先に彼氏のことを考えた。


『うーん、ま。

 居るんじゃない?』


『そうそう!


 で、どうしたの?


 志月おかしいよ?』




『うん…。


 あのさぁ。』


『ん?』