Light desired ~希望の光~





「そうですか…でも俺達この店気に入ったんで近々また来ますから!」


「ありがとうございます!」

(よかったこれでまた話とか聞ける…)


もしかしたら、もうここの店に来ないかと思っていたが
これからも来ると言ったからシェイドはほっとした










「あっそうそうハウリ君携帯のメルアド教えてくれない?」


今までスパゲティーを食べていたミラがシェイドに話しかけた
ミラはもう元にすっかり戻っていた



「えっあっすみません俺…携帯持っていないんですよ」

シェイドは頭をかきながら言った


(もし持ってたとしても誰が警察にメルアド教えられないよ…)




「そうなの?せっかく仲良くなれたのにこれじゃあ遊ぶときとか連絡がとれないじゃない」



(もうそこま俺は仲良くなったのか!?)



アウシはびっくりしていたシェイドに気付いたのか

説明をしてくれた



「ミラのやつは何もかも手が早いやつだから気にしないでくれ」


「はぁ…そうですか説明、ありがとうございます」


「…あぁ///」

アウシはあまりありがとうと言われたことがなかったから
照れて顔が赤くなってしまった












「ミラさん!」

「はい?」


「俺のメルアドではないんですが店の電話番号でも教えましょうか?」


(少しでも近づいて警察の情報を聞きたいしな…)