「ほら…こういうことになるからミラにそれを言うのはタブーなんだよ…」
オキナはため息を吐きながら言った
そしてミラをなぐさめ始めた
「お待たせしましたタオルを持ってきま…し…た…」
シェイドがタオルを持ってきたが
さっきより状況が一段とひどくなっていた
ランスはさっきより水びたしになっていて
ミラは泣いていたからだ
「あ…あの~どうしましたか?」
シェイドは一人だけ窓から外を見ていたアウシに聞いた
「ん?…あぁ…大丈夫だ気にしないでくれ
それよりタオル」
「あっはいどうぞ」
アウシはシェイドから受け取ったタオルをランスに渡した
タオルを受け取ったランスは濡れた所をふき始めた
「ハウリ君!」
「なんですか?」
オキナはシェイドに話しかけた
「こっちはほっといていいので料理を持ってきてください」
ミラを元に戻すのに疲れたので
早く晩御飯を食べて帰りたくなったのだ


