Light desired ~希望の光~




「で、最後のこちらはパシリです」


「えっ?パシリ?」

シェイドは頭の上にはてなマークを浮かべた
(珍しいな…パシリって言う名前の人もいるんだ…)





「ちょっと!!ミラ先輩!
僕の名前もちゃんと言ってくださいよ!」


「え?パシリさんではないのですか?」


シェイドが言った言葉にファリー達は一斉にふきだした





「あははははっ!!」

「ふっっ…ふっ」

「もうだめ//ハウリさんって面白いっ!!」

「本当に信じるなんてっ…あははっ!!」




ファリーとオキナは大声で笑っている

アウシは笑いを一生懸命こらえているが体が震えているのがわかる

ミラはハウリが予想もしないことを言ったので面白くて笑ってしまった




「ハウリさん違いますよ!!
僕の名前はランスといいます!」


「ランスさんですか?」


「はいっ!!」



ランスはシェイドに名前を間違えて覚えられないように必死に誤解をといていた



「さっきのはミラ先輩が…間違えて言っただけです!!」

「違うだろ お前をいじっているだけだろ」

アウシがつっこんだ


「・・・・・ミラ先輩!!
初対面の時ぐらいやめてくださいよ!!ていうか僕をいじるのを止めてください!!」



「や~よランスをいじるの楽しいもん♥♥♥」

「うちも同感」



「あぁ…オキナ先輩まで…」

落ち込むランス


「もうあきらめろミラとオキナには逃れられないぞ」

「うぅ…アウシ先輩見捨てないでくださいぃ…
…ファリー先輩~」

「ごめん俺はお前を助けられない(もうオキナ達にいじられるのはこりごりだ)」


「そんな~(泣)」



その様子を見ていたシェイド



(ふ~んファリー警官達はこんな性格なんだなぁ
いつも暴言を言われているからわからなかった…

でもどうしよう…

ミラ警官がジェイダさんの姪っ子だったなんて
警察との接点ができちゃったよ…

でも仲良くしといたほうがいいかもしれないな…


運がよかったら俺を捕まえる方法とかを聞けるかも)