Light desired ~希望の光~




「今来ている客は警察なんだよ!
しかも俺を捕まえようとしているファリー警官達なんだよ!!」


シェイドはファリー達のいる方向に指をさしながら言った





「あ~やっぱりな…」

アウシはタバコを灰皿で火を消した


「えっ知ってたの?」


「なんとなくな… あいつらから嫌な感じがしていたからな
この感じは警察だったからか…」


アウシは腕を組んだ
そして何か考えだした





「…で? どうするんだ?」


「で?って言われても…どうしようっ」



シェイドはなぜか半泣き状態だ

それを見たアウシははぁ~とため息をついた





「別に食べに来ただけだろうがよ 焦ることじゃねえよ」



その言葉を聞いたシェイドは少し安心した



「そうだよな…大丈夫だよな…」

そう言ったけど
心配なのか眉をひそめていた





「まぁ、ばれなきゃいいんだよ」

「…そうだな…」




バンッ

アウシはおもいっきりシェイドの背中を叩いた



「!?」

「ほら!そんなこと考えてないでさっさとあいつらのメニュー聞いてこい!」




「うん…そうだな
あいつらが警察でも今はお客様なんだから」


シェイドは顔を2、3回バンッバンッと手で叩いてメニューを聞きにいった