ミラはせっかくの怪盗シェイドの情報が聞けなくなるのが絶対に阻止したかったため
アウシの手をつかんで説得をした
なんとかアウシは帰る足を止めてくれた
「確かに『Satan』って言う店には行ったことはないけど…」
「…そこが心配なんだ
もし、道に迷って食べらず解散ってことになったらブチきれるぞ」
ミラは晩御飯をおごることでアウシに来てもらったのだ
「大丈夫よ!
私の伯父さんにいい店ない?って聞いたら『Satan』って店がおすすめって言うから味は保証する!!
道もちゃんと聞いてきたから!」
「本当だな…?」
「うん!大丈夫!
伯父さんなんて毎朝そこの店に通っているくらい好きなんだって」
「毎朝!?いくらなんでも行きすぎじゃね!?」
「それにしても『Satan』ってお店聞いたことありませんね」
「うちも聞いたことないな
よっぽどマイナーな店かもな」
「えっと商店街の裏路地にあるって言ってたわ」
「…裏路地っていっぱいあるよ」
「確か…本屋の右の角をまがったところにあるって言っていたわ…よ」
「・・・・・(だめだ不安になってきた)」


