「…ちっ、てめーのそれはいったい何なんだよ」



「そうだよ!いっつもその不思議な力がじゃましてお前を捕まえられないんだ!!」







ファリーとアウシが言うのも仕方がない




怪盗シェイドはどこから出したのかわからないが
目にも見えない速さで水を出した

そして
その水で鉄格子を一瞬で壊してしまったのである








「…だ・か・ら毎回言ってるだろ俺には不思議な力が使えるんだって!」








「そんなの信じられるわけないだろ!」






「信じなくてもいいよ では、俺はこれでおさばらしますから」







ドゴォッッッンンン!!




怪盗シェイドは行き止まりだった部屋の壁に大きな穴をあけ、外に飛び出した







「待て!!てめーに逃げられたらこっちの立場がねーんだよ」



すると
アウシは手に持っていた銃を怪盗シェイドに向けた





バァッッッンン






そして怪盗シェイドめがけて撃った