目覚ましがけたたましく鳴り、朝を告げた。



目を覚ました途端、昨日のモヤモヤ感が僕を支配した。



考えれば、考えるほど、意識的に削除しようとしてる“死”という言葉が大きくなって行く。



起き上がり洗面所に立つと、目の前の鏡には見飽きた顔が写っていた。



気を取り直し、とりあえず会社に出社する事にした。