僕は、独り切りになるのが恐くて、友達にメールをして、居酒屋で待ち合わせた。



僕があまり飲めないから、ほとんど僕から飲みに行く誘いはした事がない。友達は僕に会うなり、珍しい事もあるもんだと言いながら、笑った。



笑いながら瞳の奥で、何かを探っていた。



僕の心の中を読む様に。



生ビールを飲みながら、一連の出来事を話した。



“タイムリミット”の件については、疲れが溜まっていて、幻想でもみたのでは?と言われた。



彼女の件は、一ヶ月音信不通なら間違えなく、終わったと思った方が良いと言われた。



他にもいろいろ話してる内に、気が楽になった。



もっと早く話せは良かったと思った。



閉店までいて、帰った。



お互い明日があるから、梯子はしなかった。



家に帰ると、余計な事を考えない様に、直ぐに床に着いた。