三つの月の姫君


 良い香りだ。


 しかしミスターは服を脱ぐところから手がかかるので、赤ちゃんみたいだな、と思う。


(断じて僕の子供じゃないけどね!)


「話が聞きたいのであろう?」



 と、言われてしまったのだ。


 青年は後になって気付いたが、涙でぐしょぐしょの汁まみれになって、顔がぱりぱりに乾いていた。


 ついでなので薔薇湯をいただく。


 さっぱりして、目が覚めた。