三つの月の姫君

 青年は頭をかしげた。


「フェミナ……さん? 違いますよね? あれ? もしかして双子の片方……とか?」


「ううん、あたしたち三つ子! あたしがフィオナでしょ。そこの彼氏が想ってるのがフェミナで、家事一般をしてるのがフィリア」


「わかりづらいですね……」