三つの月の姫君

 荷車も合わせて尋ねてみると、


「え、ああっ、そう、そうとも表現できますね……えー、積み上げるとかね。やれやれ」


(やれやれはこっちの台詞だ、色ボケが)


 ミスターは憤まんやるかたないというようす。


「なんでこんなもの、大人のオマエが知らないんだ」


「知らないものは知らないんですう! 僕だって純粋培養に、サラリーマンの息子なんですから」