三つの月の姫君


(フィオナ、おまえが信じる者の心はどこへ行った? おまえが信じたかったものは……どこへ)

 
 心の深層へと意識を潜らせながら、ミスターはフィオナの「かたち」を探った。

 
 そこはきれいで、胎内を思わせるような暖かで穏やかな世界だった。