三つの月の姫君


「責めるのはよそう。その上で事情を聞いて……事情っていっても、考えてみたら、目的は僕の躰だけじゃないか?」


 物事に受動的な青年はもう一回顔を熱くした。


(嫌じゃない。フィオナさん型の悪女ッぷりは……むしろスイッチはいりそう! でも僕にはフィリアさんが気になって仕方ない)