三つの月の姫君

「……キスをしてください」


「きっ」


「わたし、物事には順序というものがあると思うんです……」


(うんうん、順序がね)


 と、夕べのことに思い至り、顔を熱くした。


(あ、あれってそう言うこと、だったのか?)


「だから、わたしとおつきあいして? そ、その後に交接を、と」


(何を言ってるんだ、フィリアさんー!)