三つの月の姫君

「へえ? 置くんですか? どうして」
 

 ミスターは壺に青年の造った粘土の失敗作を詰め込んで、腕だかなんだかわからないものを、胸の部位にくっつけた。
 

 そして角をてっぺんにくっつけて、すっかり満足しきったように笑顔を見せた。


「もう、いいだろう。実際、まともそうに見せかければ何とかなる」


「うん、すっごい論理展開ですね。それ……」
 

 その一言で彼は頭を殴られた。


「オマエは! 一体、誰のためだと思ってる」


「どなたのためですか?」


 青年がまともに聞き返すので、ミスター困る。