三つの月の姫君

「未来って恐ろしいところだ」


「言うな。オレらを育てた親だ」


「それって、自分で選べないってことですか」


「えり好みしてる場合じゃないってことだ!」


「あ、すごく納得……」


 しかし、青年、顔をなでおろす。


「でも、それって……結局、フィリアさんたち、助からないってことになりませんか?」



「……呼ばれたのかもしれないな」