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        *

「よっしゃ!
それじゃあ行くかっ?」

まだ眠たそうな蓮くん
バイクの運転大丈夫かな…?


『うんっ!!』


「もちろん、優衣は俺の後ろに乗るよな?」


『えぇー!ふーくんの後ろ?
 どうしよっかな?』


「俺だろ?優衣~!!
ほらっ、こいっ!」


『いやっ!蓮くん、その言い方じゃあ犬扱いじゃんかっ』


「ゆーーいちゃん?
こっち来てみっ?」


『りゅーくん!なーんで??』


「イイもんやるから!なっ?」

んーー…しぶしぶ
アタシはりゅーくんの方まで
歩いていった。