ゆらゆらと揺れる

小さな炎

つらつらと溶けてゆく

白きろうそく

ろうそくは

炎がなければ

なんにも役に立たない

まるで僕のよう

君がいなければ

僕は役に立たない

炎が

君が

いるから

ろうそくは

僕は

成り立つ

ろうそくのように

この身体尽きるまで

僕が君を支えよう

そして共に溶け合おう