色のない、温度のない、陽斗の声。 「そんなこと言うなんて思わなかった」 「陽斗、確かにあたしはみんなの過去を知らないかもしれないけど、でも」 「もういいよ」 その言葉に、あたしの周りの時が止まる。 「陽斗…」 「帰れよ」