「、、、実は俺ある奴を好きになっちゃったんだ。」 板野は立ち止まり、ガッツポーズしてみせた。 「へぇ、誰だよ。」 「ふふ、聞いて驚くなよ!」 (別にお前の好きな人なんてどーでもいいわいっ!) 「あぁ。」 「なんとそいつの名は、、、」 「名は?」 俺は蹴るのに調度いい石を見つけ、大きく振りかぶった。