中三の時、親友だった子に裏切られたあの日。


泣く事も忘れたあきは、一人で下校しようとしていた。


放課後の学校で肩を落とすあきを見付けた先生。


『どねんしてん、あき!』


先生はあきを下の名前(あき)と呼んでくれていた。