あたしは今日も知世と学校へ行った。


「ねぇ亜由穂!宿題やった〜?」
「え〜宿題なんてあったの〜!?」



すると突然…


「亜由穂ちゃん!!」


聞き覚えのある頃だった。


「し…昌太お兄ちゃん…!!」



何やら慌てている様子だった。


「ついてきて!!」

昌太お兄ちゃんはあたしの手をとって走り出した。


「ごめん知世!!先行ってぇ!!」



知世は何も言わずに笑顔で手を振っていた。