【中編】火曜日の彼氏は、嫉妬する。[続編]

「あっ!?
尚冶と綾希ちゃん、こちらの佐藤くんもバイト一緒だからね。」


私は、思い出したかのように尚冶と綾希ちゃんに紹介した。


「香苗。」


紘は、私が無視したのが余計にムカつくらしく私を呼ぶ声が低い。


どうしよう。


怖いよ。


「香苗の彼氏さん。
はじめまして、香苗の幼なじみの尚冶です。
それで、こいつが俺の彼女の綾希です。」


尚冶は、知ってか知らずか、普通に挨拶してるよ。


しかも、いつもより楽しそうに。


ホント愛想はいいんだから。


「幼なじみ?」


「はい。
以後、お見知り置きを。」

私、どうしたらいいの?


「進藤さん。
さっき、バイトとかいったけどさ。
もしかしなくてもさ....」

「佐藤くん、気づいた?
たぶん、佐藤くん、尚冶の教育係だよ。」


「やっぱりか....」


私と佐藤くんは、新しいバイトの人が入るのは、事前に聞いていた。


しかも....


『だから、よろしくね。』


って、笑顔で言われたんだよね。