【中編】火曜日の彼氏は、嫉妬する。[続編]

「香苗。」


紘は、私の名前を私を抱き寄せた。


いつの間にか、紘の腕の中。


なんか.....


外でのこんな状況、慣れてないんですけど。


慣れてないというか、初めて。


大学では、まだって感じがあったけど。



こんな路上で。


しかも、まだお店のそば。


ヤバいくらい恥ずかしいけど、やっぱ嬉しい。


「よし。
行くか。」


紘は、なんか一人で納得して、私の手を握り、歩き始めた。


なんだったのかな?


気にすること、ないかな?


私は、嬉しかったんだし。


「香苗の男除けも大変だ。」



紘は、私に聞こえるか聞こえないかぐらいの声の大きさで呟いた。


男除け?


ここで必要だったっけ?


私は、首を傾げた。


「俺が、香苗を守るから。
俺以外の男に頼るなよ。」


「紘。
私、男友達少ないんだから、あり得ないよ。
尚冶と佐藤くんぐらいしかいないよ。」


「まあ、秋は仕方ないか....
これ以上は、増やすなよ。」



本当に紘が、心配するような事なんてないのに。


てか、携帯みたら、わかると思うんだけどな。


お父さん、尚冶、佐藤くん、おじさん。



紘以外の男の人って、これぐらいだった気がする。


また、心配するようなら、携帯見せようかな?


少しは、紘の不安も解消されるよね?