【中編】火曜日の彼氏は、嫉妬する。[続編]

「香苗ちゃん。」



突然、誰かに名前を呼ばれた。



たぶん、凌駕くん。


「どうしたの?」


私は、ゆっくり振り向いた。


「話しがあるんだけど。」


「話し?
それは、今日じゃなきゃダメなのかな?
彼氏が迎えにきてくれてるんだけど.....」


私は、困った。



だって、紘となるべく一緒にいたいから。


「ねぇ。
諦めきれないのは、わかるけど。
香苗さんを受け止められるのは、香苗さんの彼氏さんぐらいだよ。
あなたのお姉さんに聞いてみたら?」


綾希ちゃんは、凌駕くんが話したいことがわかるみたい。


「言うぐらい.....」


「てか、今日、彼氏さんが迎えに来るのは、あなたを警戒してだからね。
それでも言いたいなら、彼氏さん同伴でお願いね。」


「そ、そんな〜。」


綾希ちゃんって、ここまでしっかりした子なの?


凌駕くんをうまいこと転がしてる感じ。


「とりあえず、今日はダメよ。
香苗さん、行きましょ?」


綾希ちゃんは、私の腕を引っ張りながら更衣室へ。