【中編】火曜日の彼氏は、嫉妬する。[続編]

「香苗さん、ごめんなさい。」



突然、綾希ちゃんに謝られた。


「な、なんで?」


「だって....」


綾希ちゃんは、気まずそうだ。


「たぶん、教えてもらえなかったら、バイトに遅刻してた。」


これは、事実。


バイトの話題がでてたのに、全然、時間を気にしてなかったから。


やっぱり、紘と一緒にいれるのが嬉しくて。


「香苗さんって、かわいいですね。」


「えっ?
綾希ちゃんの方がかわいいよ。」


「なんて言うのかな?
香苗さんって、ほっとけないですよね。
私も鈍いって言われるけど、香苗さん見ててわかりました。」


なんか、綾希ちゃん悟りを開いた感じ。


「なにが?」


「実はですね。
.......。」


綾希ちゃんは、尚冶とのつきあい始めたときの話しをした。


「それでですね。
私、会ったことない香苗さんに嫉妬してたんです。
だって、尚冶は.....」


「あぁー。
それは、わかったかも。」

さっきから、鈍いと言われる私だったけど理解できた。