【中編】火曜日の彼氏は、嫉妬する。[続編]

「そいつ、私の弟なんだけどね。」


「へぇ〜。」


凌駕くんが、姫木さんの。


そう言えば、凌駕くんも美形さん。


「それで、そいつがどうした?」


紘が、一気に不機嫌。


「私と同じ大学だって知ったらね。
『香苗ちゃんって、彼氏いるのかな?』
とかね。
しつこいぐらい聞いてくるんだよ。」


姫木さんの声からするにニヤニヤしてそう。


「香苗、そいつ今日、バイトか?」


紘が突然私の方に見た。


「たしか....
うん。
今日は、いるはずだよ。」


「ふ〜ん。
思い知らさないと。」


紘は、妖しげにニヤニヤしていた。


てか、なんか怖いよ。


凌駕くん.....か。


「紘、凌駕くんはからかってるだけだよ。
じゃなきゃ、いつも『一緒に帰ろう』とか『遊びに行こう』とか言わないよ。」


「へぇ〜。
香苗ちゃんって、そっちタイプなんだ。
これは、紘しかダメかもね。
じゃあ、紘、頑張って。
凌駕は、本気みたいだから。」



姫木さんは、言うだけ言っていなくなった。