仁達が道場で闘っていた頃、
どこかの山奥で柾木は一人いた。そして柾木は古ぼけた祠の前に出る。
「こんな所に眠らせて。でも、感じますよ。あなたの恨み。一号。」
一号と呼ばれた少女は覚醒した。次の瞬間、一号は自ら自分の首を跳ねる。
そして祠から声が聞こえる。
「誰だ??我が封印を解こうとする者は??」

「この国を統べようする者です。そのためにあなたの『学術』を奪いにきました。」
いきなり雷鳴のように
「黙れ!!コワッパ!!」
と祠が爆発し、そこから雷を纏い、刀を腰にかけた、切れ目の男が現れた。

「封印まもなくこの力。」

道真が右手を柾木の前に出して
「封印を解いてくれた礼をしよう。しかし、その態度は許せぬ。」
それでも柾木から笑みは消えない。

「貫け。雷撃。」
と唱える。
手からは巨大な雷撃が出る。

「確かに、あなたには興味はありませんよ。」
雷撃が反射する。
「何!?」
と道真がそれを刀で抜いてそれを切る。

「私の興味はあなたの『学術』の粋を集めた。その刀ですよ。あなたは私の糧になってもらいますよ。」

道真が柾木の目を見る
「……哀れだな。汝、もう長くないぞ。何故にこの世界を望む。」

「……。」