そう思ったおいらは、勇気を振り絞って告白するきゃない。
「それでは、だいたい1ヶ月程度で仕立て上がりますので、またその時お電話致しますから。」
アリサママ『それじゃあ頼みますね!
おかみさんに宜しくお伝え下さい。』
ナナ『今日は楽しかったです。
素敵な着物を有り難うございます。』
あぁ、もう帰っちゃうよ~!
早く言わなきゃ……
と思いながらも、おいらの口が動かないよ~ん!
勇気を出せおいら!
「有り難うございました。
又のお越しをお待ち申し上げます。」
エェ~ッ!?
おいら何言ってるんだよ‥‥‥‥‥‥
あぁ~あ、行っちゃった。
おいらのヘタレ!
もう、那奈ちゃんに会えないよ~!
せめて、携帯の番号かメアドを聞ける勇気があればにゃ~!
~♪~♪~♪~♪~
ケント「俺達の恋ばなを邪魔しておいて《おいらの話も聞いてくれ》って言ってた割には、全然ダメダメじゃん。」
テジュン『そうだ。そうだ。
俺の話の続きをさせろ~!』
ケント「だよな!
俺だってヒカルちゃんとあれからTDLに行ったのに、ありきたりの話だからって作者に全面カットされたんだぜ。
メチャクチャ、ラブラブだから、作者がひがんだんだ、きっと!」
テジュン『俺だってそうさ。
ミリと一緒に渋谷に行った所までで終わっちゃってるんだぜ。
あの後、初めてのキスをしたのに、カットされちまった。
作者に抗議したら、
《テジュンとミリのラブストーリーは、CHANCEが完結した後に、違うタイトルで書いていくから、今は、我慢して下さい。》
だってよ!
納得した訳じゃ無いけど、まぁ待ってやるか。
俺様とミリのラブストーリーを書いてくれるなら今は、我慢してやる。』
ジョージ「ケントもテジュンもいい加減にしてくれろ~!
作者!早く本編を進めてくれよ~!
この後も、まだまだ話は続くんだよ~ん。」
作者『アラッタ。アラッタ。
(ワカッタ。ワカッタ。)
ミアネ ヨ!
(ゴメンッテ!)』
~♪~♪~♪~♪~
さてと、おいらの話の続きを聞いてくれよ~ん!
実は、次の日に堀井さんの奥様から母ちゃんに電話があったんだよ。
なんでも、昨日見た髪飾りがやっぱり欲しいから持って来て欲しいんだって、娘さんが言ってるんだって。



