歌詞の内容は、
人生は短いが、慌てないで、焦らないで、ゆっくり行こうよ!
自分自身の歩幅をキープして
自分の未来を信じて
共に歩む仲間と一緒に
少しずつ 一歩でも良いから
ゆっくり行こうよ
って言うのをハングル語で歌うんだ。
歌詞の
1番は、自分と仲間
2番は、自分と恋人
3番は、自分と家族
が、一緒に歩んで行く世界観を歌にしている。
その曲も含めて、全12曲がとりあえず出来上がった。
今日はピアノを置いてある3階のルームに籠って、約束《ピアノ・バージョン》から、チョンチョニ カジャまでの全12曲を順番に演奏していった。
途中、Spot Light-1号店で昼飯と晩飯を食って、最終的には閉店時間まで練習していた。
翌日は、俺の宅録用のHD-MTR(16tr)を持って行き、12曲全てを録音した。
本堂さんにお願いすると、2~3日徹夜になって仕舞うからである。
とりあえずのデモテープ作りみたいな感じでやってみたのだ。
録音が終われば、今日は終了した。
俺は、マンションに戻ってから、ハードディスクに録音した曲を、パソコンに落としてからCD-Rに焼いた。
翌日は、とりあえず作品を日本支社長に聴いて貰い、韓国に戻っているアボジ(親父)にも送って貰うように頼んだ。
「支社長、どうですか?
一応、デビューアルバムだから、コンセプトはチャレンジ。
俺達が、ジャンルの違う曲を作詞・作曲して、何処まで頑張れるかを知ってもらおうと思ってやってみました。」
『なかなかのもんだよ。
1つ1つ曲のジャンルは違うのに、ちゃんとKYUの曲になっているんだよなぁ!
演奏も、まだまだ完全な仕上がりではないが、XYZのものになってるよ。
君達の演奏のキーパーソンは、キーボードのジョージ君だよな!
彼のキーボードが入るだけで、XYZ!って感じの曲に成るんだと思うよ。』
「支社長も、そう思いますか!
僕も、やってて彼のキーボードは必要不可欠な物だって感じました。」
『君やケント君やテジュン君の演奏も、プロとしては、かなりのトップレベルなんだけど、ジョージ君は更にそれを1つにまとめあげる、不思議なハーモニーを奏でてくれてるって感じなか!』
「確かに彼の演奏は最高ですね。」



