【よるの会】疾風雷神の宿題帳

「いつまた通路が塞がるか分からない。急ごう」

 ガリエラは手動でシャッターを解錠する。

「そうだな。脱出しよう」
 端末機にサーバーのデータを転送していたソリスティアは、頃合いを見てケーブルを抜く。

「走るぞ。のんびりしてる余裕はない」

 ソリスティアを急き立てながら、ガリエラはコンソールでメールを送信する。
 二人が駆け去った後、瓦解する制御室のモニターにその文面が表示された。

『全て計画通り。これより脱出シークエンスに移る』