イケメンたちの虜



アホ男はお構い無しにどんどん近づいてくる。


あたしはガッチリとアホ男に腕を掴まれ、身動き出来ない状態。



「誰か助けて〜!」


このままじゃあたしのファーストキスを奪われる〜!!



そのときだった。

『ガチャッ』


「何やってんだよ彪雅」


気づけば爽馬君がアホ男の腕を掴んでいた。


「爽馬?」


「…お前何してんだよ!いきなり襲うとか反則だよ」


爽馬君は少し怒っているようだった。


「…悪ぃ。つい自分が抑えられなくなった」


アホ男はベッドから立ち上がった。


「大丈夫?」


「…うん。ありがと」


爽馬君はあたしの手を掴み、立たせてくれた。


そのときも、あたしの心臓はドキンッ!と激しく鳴った。