「!!!」 背筋が凍った。 「―ッ!放せ!!」 早川の両腕を自分から放し、片手で拘束した。 「お前、何なん…」 「…ふふ。あはは、暁くんとキスしちゃった。うふふ…」 嬉しそうに笑っているが、俺は不気味としか思えない。 「きもちわりぃ…」 ガチャッ 放れようとした瞬間、扉が開く。 「……暁…?」 そこには、ジュースを三つ持った深晴が。